1. はじめに|なぜ新築で「光熱費節約」が重要なのか
マイホームを建てたあとに毎月かかるのが、電気・水道といった光熱費。
住宅ローンだけでなく、この固定費をいかに抑えるかが家計を守る大切なポイントです。
宮崎は日射量が多く、夏は暑く湿気も多いため、冷房費がかさみやすい地域。
だからこそ「エネルギーを効率よく使う家づくり」が、将来の安心につながります。
2. 宮崎の気候と光熱費の特徴
気象庁のデータによると、宮崎市の年間日射量は東京より約10〜15%多いとされています。
この豊富な日差しは、太陽光発電には理想的な条件です。
一方で、夏場の強い日差しや高温多湿の環境では、冷房の使いすぎによる電気代上昇が課題になります。
「日射を活かしながら、熱を上手にコントロールする家」が、宮崎の気候に適した省エネ住宅です。
3. 新築でできる光熱費節約のポイント
3-1. 高断熱・高気密住宅で冷暖房費を抑える
断熱性能を示すUA値(外皮平均熱貫流率)や、気密性能を示すC値(隙間相当面積)が低いほど、省エネ性能が高い住宅といえます。
たとえば、宮崎のような温暖地では
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UA値:0.60以下(東洋ホームのお家は標準仕様でZEH水準をクリアしています)
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C値:1.0以下(東洋ホーム平均0.9以下)
を目標にすることで、夏の冷房・冬の暖房効率を大幅に改善できます。
エアコンの稼働時間を減らせるため、電気代の節約にも直結します。
3-2. 太陽光発電で自然エネルギーを活用
宮崎は全国でもトップクラスの晴天率を誇ります。
日射量が多い分、太陽光発電の発電効率が高く、東京に比べて年間発電量が10〜15%多いというデータもあります。
自家発電した電力を家庭で使えば、昼間の電気代を削減でき、売電すれば家計のプラスにも。
蓄電池を組み合わせれば、災害時の非常用電源としても安心です。
3-3. 節水型設備で毎月の固定費を削減
キッチン・トイレ・浴室の設備を節水仕様にすることで、水道代を確実に抑えられます。
実際に、弊社で新築された宮崎市のお客様では、
使用量の多いご家庭で年間1万円以上の水道費削減になったケースもあります。
「節水機能付きの水栓にしたら、思っていた以上に固定費が下がって助かりました」
といった声も寄せられています。
4. 光熱費を抑える間取りと設計の工夫
南向きの窓と日射コントロール
南面の大窓で冬の日差しを取り入れる一方、庇(ひさし)やシェードで夏の日射を遮る設計が重要です。
採光と日射遮蔽のバランスを取ることで、冷暖房の負担を減らせます。
風通しのよい間取り
通風経路を考えた窓配置で、自然風を取り込み、エアコンに頼らない時間を増やせます。
ただし、開口部が多いと冬の熱損失が増えるため、断熱ガラス(Low-E複層ガラス)を採用するのがおすすめです。東洋ホームは標準で採用しています。
5. まとめ|宮崎での家づくりは「自然と賢くつきあう」
宮崎は、太陽と風を味方にできる地域です。
新築時に断熱性能・省エネ設備・太陽光発電・節水機能を上手に組み合わせることで、
「快適」と「節約」を両立した家づくりが可能になります。
実際に弊社のお客様からも、
「光熱費が安く、家計にも環境にもやさしい住まいになった」
との声が多数届いています。
長く住み続ける家だからこそ、光熱費を見据えた設計が、賢い新築計画の第一歩です。