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共働き夫婦に最適!冷暖房効率を高めるコンパクト間取り

公開日:2025/08/24(日) 更新日:2025/08/24(日) スタッフ家づくりコラム

共働き夫婦におすすめ!冷暖房効率の良いコンパクト間取り

冷暖房効率コラムのタイトル


目次

  1. はじめに|「冷暖房効率」とは何か

  2. 冷暖房効率を下げる間取りの特徴

  3. コンパクト間取りが冷暖房効率を高める理由

  4. 共働き夫婦におすすめの間取りアイデア
     4-1. LDKをワンフロアにまとめる
     4-2. 階段の位置を工夫する
     4-3. 吹き抜けを取り入れる場合は位置と天井高を工夫
     4-4. 子ども部屋は可変間取りにする

  5. 断熱・窓性能と間取りの関係

  6. 冷暖房効率と生活動線を両立させるポイント

  7. まとめ|省エネで快適な家づくりを


1. はじめに|「冷暖房効率」とは何か

この記事で使う「冷暖房効率」とは、間取りや設計によって空調(エアコンなど)が効率よく室内全体に届くかどうかを指します。
つまり、同じエアコンを使っても、間取りや断熱性能によって「すぐに快適になる家」と「なかなか効かない家」があるのです。

共働き夫婦にとっては、帰宅後に短時間で快適な環境を整えられること、そして光熱費を抑えられることが大切です。そのため、冷暖房効率を意識したコンパクトな間取りは非常におすすめです。


2. 冷暖房効率を下げる間取りの特徴

  • 必要以上に広いリビング:広すぎる空間は快適になるまでに時間と光熱費がかかる

  • エアコン正面位置に吹き抜け:上下に空気が循環しにくく、冬は暖気が上に逃げる

  • 廊下が多い:冷暖房が分散しやすい

  • 窓の性能が低い:外気温の影響を受けやすく、効率ダウン

見栄えや開放感を優先すると、冷暖房効率を犠牲にしてしまうケースがあります。


3. コンパクト間取りが冷暖房効率を高める理由

「コンパクト間取り」とは、生活動線を短くし、無駄な廊下や仕切りを減らした設計のことです。

  • 空調が効きやすい:空気の移動距離が短く、室温が整いやすい

  • 光熱費を抑えられる:余計な空間を冷暖房しなくて済む

  • 家事効率が高い:短い動線で家事が完結する

共働き夫婦にとって、時短と省エネを同時に実現できる点が魅力です。


4. 共働き夫婦におすすめの間取りアイデア

4-1. LDKをワンフロアにまとめる

仕切りの少ないLDKは空気が循環しやすく、効率的に快適な温度を保てます。家族が集まる場所を一つにまとめることで、家事の効率も高まります。

平屋内観

4-2. 階段の位置を工夫する

リビング階段は二階へ空気が抜けやすく、冬場に冷え込みやすい傾向があります。
ただし、ドアを設ける・引き戸で仕切る・シーリングファンを設置するなどの対策をすれば問題を軽減できます。

吹抜け

4-3. 吹き抜けを避けて天井高を工夫

吹き抜けは冷暖房効率を落としがちです。代わりに、天井高を〜2.6m程度にすることで圧迫感を減らし、快適さと効率のバランスをとれます。

木脇リビング

4-4. 子ども部屋は可変間取りにする

最初は大きな一部屋として使い、将来必要になれば仕切る「可変間取り」がおすすめです。
ただし、将来の仕切り工事には追加コストがかかる場合があるため、その点も考慮して計画しましょう。


5. 断熱・窓性能と間取りの関係

間取りと並んで大切なのが断熱性能や窓性能です。

  • 断熱材:家全体を魔法瓶のようにし、冷暖房の効果を逃がしにくくする

  • 最新の窓仕様:Low-E複層ガラスやトリプル、アルミ樹脂複合サッシなどは外気の影響を大幅に減らせる

  • 窓の配置:直射日光をコントロールすることで冷暖房効率が向上

間取りと性能を両立させることで、さらに省エネで快適な暮らしが実現します。


6. 冷暖房効率と生活動線を両立させるポイント

  • 回遊動線:キッチン・洗面・浴室をつなげることで家事時短につながる
     → ただし、仕切りが少ないと冷暖房効率が下がる可能性があるため、引き戸や間仕切りを活用して調整することが大切

  • ドアや仕切りの配置:冬は閉めて保温、夏は開けて風通しを良くするなど、季節ごとに工夫できる設計が理想

  • エアコンの設置場所:吹き出し口が家全体に行き渡る位置を意識する

効率と快適さの両立には、動線と空気の流れをバランス良く考える必要があります。


7. まとめ|省エネで快適な家づくりを

共働き夫婦にとって、冷暖房効率の良いコンパクト間取りは時短と省エネを同時に実現できる設計です。

  • LDKをまとめる

  • 階段や天井高を工夫する

  • 子ども部屋は将来を見据えた可変間取りにする(追加コストも考慮)

  • 最新の窓性能・断熱性能と組み合わせる

  • 動線と仕切りを上手にバランスさせる

これらを意識すれば、快適で光熱費を抑えた暮らしが叶います。
共働き世帯だからこそ、省エネと効率を両立した間取りを検討してみてください。

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